制作ガイド

縦読み漫画の作り方:物語・スクロール・セリフ

物語の単位、スクロールのテンポ、人物の一貫性、スマホサイズのセリフという、読みやすさを決める要素を順に整理します。

KOMI 編集部公開日
雨のバス停で待つ配達員、近づくヘッドライト、暖かな明かりのバスの入口へ向かう姿を描いた3つの大きなコマ。

縦スクロールに合う物語から始める

ウェブトゥーンはスクロールで読む縦スクロール漫画です。ページをめくるのではなく、上から下へ読み進めます。物語の単位は見開きではなく1画面です。描く前に、各画面に収まる瞬間の連なりとしてエピソードを書き、最後に読者が目で確認できる変化を置きます。

第1話は小さく。人物1人、場所1つ、一文で言える問題1つ。「終電を逃し、見知らぬ人に助けを求める」は「街で迷子になる」より画面にしやすい題材です。

1画面に1つのアイデア

1画面が運ぶ情報は1つ。動作、反応、手がかりのどれかです。説明が必要なら分割します。これはコマ割りと同じ規律で、キャンバスが細いだけです。ショットの考え方は漫画のコマ割りを参照してください。

画像メモとセリフメモは分けて書きます。画像メモは見えるものだけ、セリフは言うことだけ。分けておくと、文字だけで持っている画面に気づけます。

4画面の縦長絵コンテ。各画面は1つの動作のみ:バスが行くのに気づく、手すりを握る、見知らぬ人が振り返る、街灯の下の短いやり取り。

縦の間隔でテンポを作る

縦の余白が時間です。短い間隔はカット、長い空白は間。どちらも意図して使います。見せ場の前に間を置き、速いやり取りは詰めて積む。均一な長い間隔はテンポを平坦にし、読者を先へ急がせてしまいます。

全体を1本の帯として組み、スマホ幅で確認します。親指が自然に止まる位置を見ます。どの画面も同じ重要度なら、重点がありません。

1本の縦長の帯。速い動作の詰まった2コマ、広い余白の間、最後に1コマの見せ場という構成。

エピソードをまたいで人物を保つ

読者は顔を追って戻ってきます。変えられない要素、たとえば髪型、眼鏡、上着、傷を決め、人物の参考として毎画面で使います。人物がずれると読者は識別し直し、テンポが切れます。

一貫性は制作の習慣です。同じ参考、同じ比率で、新しいコマを前のコマと必ず比べます。

スマホ画面のためのセリフ

スマホは一度に表示できる文字が紙より少ない。吹き出しは短く、しっぽは話し手の口元へ、端には静かな余白を残してプラットフォームのUIに文字を隠されないようにします。顔と吹き出しが競合したら吹き出しを動かします。

実機サイズで一度読み、次に素早くスクロールして読みます。速く読んで読めない行は、長すぎるか小さすぎます。

縦長の1画面。人物の上に3つのセリフ入り吹き出し、四辺に十分な文字用余白。
今、伝える?物語の準備はできたよ。それじゃ、次のページへ。

公開前にプラットフォームの規則を確認する

画像サイズ、1話の長さ、内容規則は各プラットフォームが定め、変わります。記憶の数字ではなく、実際に使う場所の現在のガイドラインを確認し、指定のキャンバス内に収めます。

どんな縦読み漫画メーカーやAI生成器も、テンポは決めてくれません。公開はスケジュールの問題でもあります。まとめて出して沈黙するより、安定した更新の方が追いやすい。第1話の前に次の2話を用意します。

ウェブトゥーンの作り方についてよくある質問

すべての画面を手描きする必要はありますか。

いいえ。コマは生成でき、物語の判断は自分で行います。初めてのAI漫画の作り方の流れがそのまま使えます。絵コンテを固め、1コマずつ生成し、セリフと書き出しを確認します。

1話の長さはどれくらいが適切ですか。

1つの変化を届けられ、一度で読み終えられる長さです。最初の1話は6〜12画面で成立することが多く、詰め込まずに1つのビートを終えられる数が正解です。

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