制作ガイド
縦読み漫画の作り方:物語・スクロール・セリフ
物語の単位、スクロールのテンポ、人物の一貫性、スマホサイズのセリフという、読みやすさを決める要素を順に整理します。

縦スクロールに合う物語から始める
ウェブトゥーンはスクロールで読む縦スクロール漫画です。ページをめくるのではなく、上から下へ読み進めます。物語の単位は見開きではなく1画面です。描く前に、各画面に収まる瞬間の連なりとしてエピソードを書き、最後に読者が目で確認できる変化を置きます。
第1話は小さく。人物1人、場所1つ、一文で言える問題1つ。「終電を逃し、見知らぬ人に助けを求める」は「街で迷子になる」より画面にしやすい題材です。
1画面に1つのアイデア
1画面が運ぶ情報は1つ。動作、反応、手がかりのどれかです。説明が必要なら分割します。これはコマ割りと同じ規律で、キャンバスが細いだけです。ショットの考え方は漫画のコマ割りを参照してください。
画像メモとセリフメモは分けて書きます。画像メモは見えるものだけ、セリフは言うことだけ。分けておくと、文字だけで持っている画面に気づけます。

縦の間隔でテンポを作る
縦の余白が時間です。短い間隔はカット、長い空白は間。どちらも意図して使います。見せ場の前に間を置き、速いやり取りは詰めて積む。均一な長い間隔はテンポを平坦にし、読者を先へ急がせてしまいます。
全体を1本の帯として組み、スマホ幅で確認します。親指が自然に止まる位置を見ます。どの画面も同じ重要度なら、重点がありません。

エピソードをまたいで人物を保つ
読者は顔を追って戻ってきます。変えられない要素、たとえば髪型、眼鏡、上着、傷を決め、人物の参考として毎画面で使います。人物がずれると読者は識別し直し、テンポが切れます。
一貫性は制作の習慣です。同じ参考、同じ比率で、新しいコマを前のコマと必ず比べます。
スマホ画面のためのセリフ
スマホは一度に表示できる文字が紙より少ない。吹き出しは短く、しっぽは話し手の口元へ、端には静かな余白を残してプラットフォームのUIに文字を隠されないようにします。顔と吹き出しが競合したら吹き出しを動かします。
実機サイズで一度読み、次に素早くスクロールして読みます。速く読んで読めない行は、長すぎるか小さすぎます。

公開前にプラットフォームの規則を確認する
画像サイズ、1話の長さ、内容規則は各プラットフォームが定め、変わります。記憶の数字ではなく、実際に使う場所の現在のガイドラインを確認し、指定のキャンバス内に収めます。
どんな縦読み漫画メーカーやAI生成器も、テンポは決めてくれません。公開はスケジュールの問題でもあります。まとめて出して沈黙するより、安定した更新の方が追いやすい。第1話の前に次の2話を用意します。
ウェブトゥーンの作り方についてよくある質問
すべての画面を手描きする必要はありますか。
いいえ。コマは生成でき、物語の判断は自分で行います。初めてのAI漫画の作り方の流れがそのまま使えます。絵コンテを固め、1コマずつ生成し、セリフと書き出しを確認します。
1話の長さはどれくらいが適切ですか。
1つの変化を届けられ、一度で読み終えられる長さです。最初の1話は6〜12画面で成立することが多く、詰め込まずに1つのビートを終えられる数が正解です。


